luvyduvyの日記

嬉々として散々な日々を。

searching

found footageを使った作品はいまでは山ほどあるけど、 ストーリーすべてがパソコンの画面上で展開されるというのは、 ありそうでなかったし、同じ手法は二度とできないからこそ、唯一の今作を観るべき!
と強くおすすめしたい、“search/サーチ”です。


妻を病で亡くした主人公。
それ以来少し疎遠になっている娘が行方不明になったことから、彼女のFB、Thumbler、instagramなどにアクセスします。
思っていた以上に娘のことを知らない事実にショックを受けつつ、よくアクセスしているサイトとか、いいね!をしてくる友人とか、 核心には迫れなくとも、かなりの情報を短期間で得ていきます。
これ実際にやろうとしたら、個人情報なんていくらでも調べられるんだという、怖さみたいなものも感じます。


いまのデジタル・ネイティブ世代はどう感じるんだろう?
中高生のとき、世界のすべては学校と家、みたいな感覚があったけど、 その狭い世界からインターネットを介して広い世界につながっているという認識を持つようになったのは、ペンパル募集みたいなサイトに登録したときだったかな。。
おそらくお互いに得体の知れない外国人って思いながらメール交換してたような(苦笑
とにかく、中学生からアカウントを持っていてselfieなんて当たり前の感覚だと無防備な気がしますなあ。


話は戻って、この作品はサスペンスとしての質も高く、終盤まで結末を想像できませんでした。
だけど、それまでの過程の描き方に大満足だったので、もはや娘がどうなっていようがどっちでもよかったり。。


とにかくすごくおもしろいので、超おすすめ。

FOXTROT

運命は踊る

 

すばらしい大傑作なので今年の上位にぐぐぐっと食い込んできましたね。

 

兵士の息子が死んだって?

それが誤報だってか?

んー、戦争ものってことは重苦しい話かなあ。

歴史的背景に詳しくもないし観るの躊躇しちゃう…

なんてことはない!

 

もちろん根底にあるんだけれど。

真っ向から描くのではなくて、見送った家族の日常から垣間見える戦争や戦地に送られたこども思う感情を緩急をつけて描いている。

かなりエンターテインメント性が高くて見応えがある作品。

 

息子の死を知らされて気絶する母と呆然とする父。

渦中にいる当人だって思い切り悲しみたいけど、あれやこれやと葬儀だの誰に連絡だのでそれどころじゃない。

そんななか、外野が泣き叫んだりするあの煩わしい気持ち。

ああ、わかる。わかりすぎる。

 

3部構成のうち、序盤は両親。

つぎが息子の日常で、最後が…。

 

息子のターンでは、序盤とはぜんぜん違う雰囲気になって、ともすれば青春映画にもなりそうなかんじ。

検問所でだらーっと任務についているゆるい時間、野生のラクダのためにバーをあげる描写なんかはくすっと笑えたし、FOXTROTのダンスシーンはかっこよすぎた。

本当に序盤とは別の映画みたい。

 

終盤についてはあまりいろいろ言えないな。

 

しかし本当に傑作なので、暗そうな映画だな〜とかって敬遠せずに観に行ってほしいであります。

 

https://m.youtube.com/watch?v=NTHQhMW5iIE

なにもしないをしよう

Christopher Robin

 

もうね、たまりません。たまりませんでしたよ。

 

もふもふがかわいくてそれだけで癒し効果があるのに、名言の数々に涙腺が崩壊しっぱなしというか。

すさんだ心を洗い流してくれる純粋な言葉に、凝り固まった当たり前ってなんだろう、と考えさせられて、加えて祝日に仕事してるのなんでだろう?ってな気持ちでいっぱいの敬老の日です。

 

プーは、little brainでもbig heartだけど、うちのガビはlittle brainかつnarrow-mindedですよ。

なでてって甘えるくせに急に「チガーウ!!!」とパンチしたりさ。。

 

 

GABI the CAT

骨折、無事に完治しました。麻痺も残らず!

夫の誕生日当日に骨折したので、リクエストの麻婆豆腐がほっともっと弁当になったのも今じゃいい思い出です。

 

骨折した日から、先生のオッケーが出るまでに2.5ヶ月かかりましたが、つらい手術も孤独な入院生活も不便なエリザベスも、我慢してがんばってくれました。

しばらく続いていた通院も次回は2ヶ月後です。わーい!

 

ガビは精神的肉体的にがんばってくれましたが、こちらは経済的にがんばりましたよ。

手術と入院だけで30万円かかり、その後の通院でも・・・。

トータル金額のことはあまり考えないようにしていますが、時期がボーナス支給とかぶっていたので助かりました。

台湾旅行がなくなったのは残念でしたが。

 

一連の出来事を経て、ガビと私たちの距離は縮まりました。

なでることはおろか、近づくことすら許されなかったのが、おなか・手足・しっぽ以外ならたいてい、なでまわしても大丈夫になりましたし、ヒーリング効果のある、あの「ごろごろ」も聴かせてくれるようになりました。

なでていい場所はいまだに限定的で、わざわざ移動して「ここでなでて」と言ってくるわがままぶりですが。

 

退院後なくなっていた「おはよう」「おかえり」も復活して、さいきんはそれ以外にも、なでてほしいときや遊んでほしいときにもおしゃべりするようになってきました。

 

しかし、反省すべき点がふたつ。

 

①追い回すべからず

骨折して怯え痛がっているガビを無理やりつかまえようとしてしまいました。

私たちが追いかけるからガビは走ったり登ったりを全速力でするしかなく、たぶんというかぜったいにそのせいでひどい骨折になりました。

 

②ペット保険

まだ1歳のガビは健康体そのもので、病気の心配をするのはもう少し歳を重ねてからでいいと思っていました(骨折なんて考えもしていなかった)。

自宅には骨折するほどの高い場所はなく、ベランダに出す予定もなかったので、「落ちる」可能性は完全に除外していました。

しかし、「はさむ」「ぶつける」は盲点だったか。。

いまだになんで骨折したかわからないし・・・

 

もしまた同じようなことがあれば、落ち着いて&落ち着かせてキャリーへ入れようと思います。

いまはさわれるので、なでる延長で押し込めたらいいですな。

 

保険はもう入ったので経済的な打撃は解消されるでしょう。

 というか、もう2度と勘弁でーす!!!

 

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ぐーたらな朝の挨拶をするガビ

 

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とらえられて爪切りシャンプータオルを施されるガビ

 

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遊ぶガビ

 

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自作テントをにおうガビ

 

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おぼこいガビ

WIND RIVER

予告を観て内容よりもまっさきに「ホーク・アイとワンダじゃーん!」と思っていたので、軽い気持ちで観に行ったんだけど、そういうことじゃなかったな・・・。

今年いちばん落ち込む作品だった。

 

物語は、ジェレミー・レナーが少女の遺体を発見したところから始まる。

そして、その事件のために派遣された新米FBI捜査官のエリザベス・オルセン

 

厳しい寒さの中で操作は難航するかと思いきや、ジェレミー・レナーが優秀でストーリー展開自体はスムーズ。

それでよいのだと思う。

観客をハラハラさせたり、大ドンデン返しが必要なエンターテインメント性の高い作品ではなく、問題提起と周知が核だろうから。

 

カナダでは、過去30年ほどで数千人の先住民女性が行方不明になっているという事実。

この時代にとても信じられないことだけど。

そのあたりのことがベースとなっている内容なので、落ち込んだわけですが。

 

いちばん観ていてつらかったのがレイプシーン。

演技とわかっていたもやっぱり観ていられないな、ああいうのは。

 

あとは、TWD初期メンバーであるところのシェーンが出ていたのに今回も報われなくて気の毒だった。

ぜったいいいひとなのに!

夜の浜辺でひとり

すきなんです、ホン・サンス

2010年ころに知って、新宿シネマカリテへ行ったのが最初だったような。

 

突然のズーム、長回しクラシック音楽、酒盛り…

いつもいつとテンポのいい会話と静かな情景の緩急が心地よい。

 

2017年公開ですが、キム・ミニ主演は2回目?

不倫関係とかそういうことは知りたくなかったけど、とてもいい俳優だと思う。

 

しかし、ホン・サンスエリック・ロメールリチャード・リンクレイター(というかミッドナイトシリーズ)作品を観ると、言葉っておもしろくて興味深いものだとしみじみ感じる。

 

私ももっと会話をぽんぽん楽しめるようになりたいけど、さいきんはひたすらガビに一方的に話しかける日々。

コクソン

町山さんいわく、「國村隼が裸で走り回る」映画。

 

冒頭にルカによる福音が引用されるので、宗教なベースだと分かっていたつもりだった。

つもりだったのに、主人公がぽんこつ過ぎたり要所要所で笑わせてくれるから若干コメディを観てる気分になってしまい、終盤にかけて「はっ!そうだった!」とシフトチェンジしようとしたが間に合わず。

 

あとから解説を読むと、ふむふむ。

引用のことも思い出して、あああ!ってな具合だったので集中力が途切れていた私が悪いです。

観たまんまのミスリードを繰り返していると映画の本質がみえてこないので、解説読んだほうがいいですね。

 

しかしね、こういう映画がヒットするっていうのは、韓国の映画界が成熟している証拠だよなあ、と思ったりします。