諦めざるを得ないこと
私にとって花粉症とは、“なんとなくムズムズ?するしぃ~、話題にもなるから、とりあえず「今日の花粉すごいですよね~?!」と言うためのキーワード”でしかなかった。
それが、今年は確実に、確実に身体が反応してしまっている。
when I woke up, その瞬間から目が、鼻が、むず痒い。
まさかね、まさか。と思いながら扉を開けると、毛のかたまり×2匹。
そう! うちには2 catsがいるから、そっちにも反応し始めている?!
それでも容赦ない朝のあいさつと、トイレ掃除の要望が、むずむずしている私を矢継ぎ早に襲う。
これをぜんぶクリアしなければ、自分の準備には取り掛かれない仕組みができあがっている。
まずは、部屋着に着替え、朝のあいさつ。
ガビおねえちゃまのおしりぽんぽん。
彼女は控えめで優しい子なのでなんでも弟に譲りがち。
こちらが優先してあげることで自尊心を保ってもらっている。
しばらくすると、もみふみが始まる。かわいいかわいい一生懸命のもみふみ。
これをなぜか邪魔するのがテオドア the babyなので、阻止しつつなでなで。
ひと通り済んだら、(テオドアを雑になでて)トイレのチェック。
猫プラス1つが理想とされているので、うちの場合は3つ。
トイレに占拠されているような家なので、人を呼ぼうという気には今後もならないだろう。
このあと、顔を洗い歯磨きをする時間をもらえることになっている。
終わって再度部屋に入った瞬間から、さきほどとはうってかわって突如飢餓状態に陥った2匹の催促に次ぐ催促。
納期が短い仕事って緊張感がありますよね。私はあんまり好きじゃなかったけど、達成したときの「よっしゃ!」感は自信につながる気もします。
「おなかすいた」「まだか」「はやくたべたい」「おなかすいてしぬ」「もうまてない」とか言いまくりまくられるので、適当に「はいはい」と受け流しながら準備をするが、このときテオドアがキッチンに上ってくることが最近増えた。
我が家ではキッチンに上ることは悪と教えている(つもりだけど学ばない)ので、あんまりうざいときは部屋を締め切ってちょっと待ってもらうんだけど、これをするとガビがあからさまに心配そうにうろうろして不安がる。
優しいのね、ガビ。
そんなこんなでごはんを食べると、ちょっと落ち着いてくれるので自分のことができるのだ。
化粧していると、たいていテオドアが膝に乗ってくる。
ガビは私を視界にとらえた状態で香箱すわり。
・・・・・花粉症の話だった。
今年から、素直にお薬に頼ることにしました。