WIND RIVER
予告を観て内容よりもまっさきに「ホーク・アイとワンダじゃーん!」と思っていたので、軽い気持ちで観に行ったんだけど、そういうことじゃなかったな・・・。
今年いちばん落ち込む作品だった。
物語は、ジェレミー・レナーが少女の遺体を発見したところから始まる。
そして、その事件のために派遣された新米FBI捜査官のエリザベス・オルセン。
厳しい寒さの中で操作は難航するかと思いきや、ジェレミー・レナーが優秀でストーリー展開自体はスムーズ。
それでよいのだと思う。
観客をハラハラさせたり、大ドンデン返しが必要なエンターテインメント性の高い作品ではなく、問題提起と周知が核だろうから。
カナダでは、過去30年ほどで数千人の先住民女性が行方不明になっているという事実。
この時代にとても信じられないことだけど。
そのあたりのことがベースとなっている内容なので、落ち込んだわけですが。
いちばん観ていてつらかったのがレイプシーン。
演技とわかっていたもやっぱり観ていられないな、ああいうのは。
あとは、TWD初期メンバーであるところのシェーンが出ていたのに今回も報われなくて気の毒だった。
ぜったいいいひとなのに!