コクソン
町山さんいわく、「國村隼が裸で走り回る」映画。
冒頭にルカによる福音が引用されるので、宗教なベースだと分かっていたつもりだった。
つもりだったのに、主人公がぽんこつ過ぎたり要所要所で笑わせてくれるから若干コメディを観てる気分になってしまい、終盤にかけて「はっ!そうだった!」とシフトチェンジしようとしたが間に合わず。
あとから解説を読むと、ふむふむ。
引用のことも思い出して、あああ!ってな具合だったので集中力が途切れていた私が悪いです。
観たまんまのミスリードを繰り返していると映画の本質がみえてこないので、解説読んだほうがいいですね。
しかしね、こういう映画がヒットするっていうのは、韓国の映画界が成熟している証拠だよなあ、と思ったりします。