わたしはロランス
界隈で話題の今作を新宿はシネマカリテで。
アップリンクで観たかった・・・
グザヴィエ・ドラン(斬新まゆげ)
弱冠24歳ですでにカンヌに三作出品しているという。
それも、一作目と二作目はまだ10代のころの話というから驚き。
今作はトランスジェンダーの男性と、その恋人の愛の物語。
彼女は、恋人から「女になりたいんだ」と告白されて激しく動揺するけれど、愛ゆえに受け入れてともに生きていく決心をする。
けれど、世界はふたりだけで生きることを許さない。
さいごのほうは胸が痛くてやってられない気分になった。
彼の作品を観たのは初めてでしたが、アートワークや音楽がぴかいちで、とてもおしゃれだった。
とてもかっこよくて気に入ったシーンは、はなればなれになったふたりが再会するきっかけとなった、手紙の文章が全面に写し出されるところ。
あと、パーティーのシーンも超かっこよかった。
なかなか長尺なので疲れそうな気がしていたけれど、終わってみればあっという間の3時間弱。
公開期間中にもう一度観たい。