『クロニクル』を観てほしい
もっとたくさんのひとに観てほしい・・・
監督のジョシュ・トランクの初長編監督作品で、製作時は若干26歳っていうのもぐっときた、『クロニクル』。
この作品は音楽もよくて、David Bowie/M83/Blonde Acid Cult/Simian Mobile Discoなど。
M83“The Bright Flash”には「うおおおおお・・・」と、ほとばしった。
興奮のあまり鼻血が出そうだ!
http://www.youtube.com/watch?v=jVnhI6meKb0
意外にもたまらない気分になったのは、Jessie JというR&Bシンガーの“Price Tag”という曲。
劇中の男子高校生のリアルな姿をうまく引き立てていたなあ。
http://www.youtube.com/watch?v=qMxX-QOV9tI
そのあとかかるのは、これだけど。かっこいい。
http://www.youtube.com/watch?v=JEGmJ20s-hQ
ところで。
前回の記事に載せた写真はすごく好きだけど、単なるナードの青春映画っぽい。
今回の写真は正直ちっともそそられないので、どうしたらたくさんのひとが興味を持ってくれるのか・・・
そんなこと考えてたら、ついに3回目を観に行ってしまった。
(先週/今週は6勤だから息抜きと称して)
同じ映画を何度も観るという行為は、わりとお金がかかるので、ふだんはDVDでしか実践しないんだけど、この映画は観終わった瞬間からもう一度観たいと思ってしまう。
この感情なに?この痛みなに?って気持ちで。
すべてはラスト約10分に集約されているんだけど、そこへ至る過程もひりひりするもので、怖いもの見たさなのだと思う。
そして、最後には「ああ、やっぱりそうなるの・・・」と悲しみとやるせなさで仕方なくなる。
ふだん人間ドラマとか感動ストーリーとかでは一切泣かなくて、動物が出てくると予告でも泣いちゃう(だから観ない)っていう、ちょっとおかしいかんじなんだけど、ひさしぶりに人間しか出てこない映画で泣いた。
べつに泣いたからリコメンドするわけじゃないですが・・・。
当初は2週間限定上映だったのが延長されたらしいし、特別料金でなんと1,000円なので、お皿洗いでもしておこづかい貯めて観てください。