備忘録のような転職活動の話
今年の目標はキャリアアップと決めていたので、年明けからめちゃくちゃ転職活動がんばっておりました。
転職するのはこれで最後にする予定なので、まとめておこうと思います。
20代後半の私。
がむしゃらに働いてそれなりに稼いでいたけど、結婚に伴う転居で退職。
一気に収入ゼロになってしまったことに、無力感やら焦りを感じていました。
(自分の能力不足は重々承知だけど!)そのせいで判断力が鈍ってしまい、社内不倫丸出しで愛人の自宅を会社で契約しているような会社や、面接で2時間待たされた時点で気づくべきだったけど、その後も社長の言動がおかしく、
朝からお経を聞かされる会社などに入社してしまい、さらに住んでいた地域のことも好きになれず、個人的にはまあまあつらい日々を過ごしました。とほほ。
お経の会社にいたっては個人メールアドレスすら付与してもらえず、ネットワークのつながっていないPCを渡されてぽかん。
ほかにもいろいろ信じられないことがありましたが、いまとなっては笑い話か?!
当時は笑えなかったし情けなくて泣きたかったです。
そうして自信喪失し、最終的にはとある人材会社に頼ることにしました。
特定派遣というやつなので、派遣会社とは正社員契約。
月給制、交通費あり、些少ながら賞与もありなので御の字か・・・と考えるようにして、この時点で年収は半減していましたが、一からがんばることに。
配属されたのは大企業で部署の人たちはみんな優しく、人間関係のストレスを感じることはありませんでした。
だけど、3か月くらい経つと手持ち無沙汰な時間がどんどん増えて、上長に仕事をふってほしいと打診しても、コピー、書類のPDF化、シュレッダーを頼まれる始末。
「大企業らしく」業務棲み分けがきちんとなされているので、私がいくら希望しても新しい業務はふってもらえませんでした。
さすがにこれは続けられないと思ったけれど、また無駄に職歴を増やすのも避けたかったので、3年は我慢して働くことに。
だけど、やっぱりだめー!!!明らかな無駄作業がやまほどあるんですなー。
雇用を守るために必要なんだと、ひいては自分のためでもあるんだと納得しようとしましたが、どうしても理解できないこともあり、仲良しの先輩に相談したら、「いまより若いときはないよ」と背中を押され、1年前倒しで転職活動を始めることにしました。
だって業務効率をあげるための提案を全部却下されるんですもの。信じらんなかった。
退職の意を派遣会社に伝えたのが去年の夏。
そこからTOEICの勉強と業界研究して、今年に入ってから本格的に転職活動を始めました。
軸は、①年収大幅アップ、②キャリアアップ(直雇用)に絞り、主要転職サイトとエージェント会社の2本柱。
↓↓↓結果↓↓↓
WEBエントリー:60社
書類通過/面接案内:10社
面接受験:4社
最終面接案内:2社
最終面接受験:1社
内定:1社
こんなかんじで3月中に内定をいただき、①②もクリアして転職活動を終えました。
今回痛感したのはエージェントの存在。
電話面談でたくさんお話して、アピールポイントを客観的にまとめてくれました。
考えが整理されてレジュメの精度もかなり上げられたし、うまい言葉遣いを盗めました。
そんなこんなで面接準備を万端にできたのが3ヶ月以内に決められた理由だと思っています。
私、たぶん要領は悪くないし仕事モードなら人当りもいいし、臨機応変に動けるタイプです。
だけど専門スキルがまったくないので、30代の転職活動はなかなか茨の道でした。
それでも焦らずにやれば突然タイミングが合うもんだと思います。いまとなってはそう思えます。
いまの会社は、当初応募した部署がNGだったのを別部署で拾ってくれた形でした。
これから求人を出すところだったのでライバルもおらず、先方からは「ぜひ!」と逆にアピールしてもらえたのが新鮮でした。
どこかに自分に合った職場が存在するはずなので、転職活動中のひとは焦らずに取り組んでほしいです。