ガビの骨折日記⑷
今回かかってる病院は高度医療に特化していて設備も万全なので安心して任せられる。
手術や入院でお金がかかるけど、それで安心と完治を買えるなら安いもんだわ。
ってなわけで、手術が無事に終わったと連絡もらったので早速面会&説明を受けてきた。
術中の写真もみせてもらったんだけど、ガビのお肉めっちゃ真っ赤。かわいい(え?)。
あけてみたら骨のひび割れが多かったとのことで、けっきょく髄内ピンとワイヤー固定。
プレートのほうがしっかり固定されるらしいので、できればそっちがよかったけど仕方ない。
とにかく無事に終わったことにほっとした!
少しだけ面会したんだけど、相変わらず点滴されて元気がないので早々に切り上げた。
もっとゆっくりしたかったけど、ガビからしたら私たちをみてもほっとしないだろうし。
ふがいない!
(手術前のガビ)
ここからしばらく入院生活のガビ。
断食は諦めてごはん食べてほしいなあ。
こちらは気が早いけど退院準備にとりかかり中。
ケージ内で機嫌よく過ごしてもらえるようにクッションを敷き詰め、これから暑くなるのでひんやりマットを導入し、水皿とごはん皿の底上げをした。
しかし居住スペースの半分がトイレっていうのはどうかと思うので小さいサイズ買おうかな。
エリザベスカラーもしてるから、ただでさえ不自由だろうし。
自宅療養中は基本ケージ生活だけど、帰宅後はリードをつけて家の中をお散歩できるようにしようと思ってる。
もちろんタワーで遊んだらはできないなら、ただただリハビリとして歩くだけだけど。
(術後のガビ)
きょうの地震は入院中だったのよかった。
ひとりで留守番させてるときにまたこんなことがあったら、、と思うと気が気じゃないわ。
物の置き場所と考えなくては。
ガビの骨折日記⑶
おとといはガビがいないので音を気にせず掃除機かけれた。
きのうはガビがいないので15分遅く起きた。
寂しいよ。。
おはよ〜って返してくれるガビがいないんだもの…
仕事終わりに夫婦で面会に行ってきた。
たっぷり時間もらえたのでゆっくりできたけど、ごはんを食べないらしく点滴されてた。
トイレもしてないみたいで、ずっとぐでんとしてた。
好きなおやつを口元までもっていったけど、くんくんにおいをかぐことすらせず、もちろん口も開けなくて断食状態。
体力つけないと全身麻酔の手術がんばれないぞ!!!
いっぱい話しかけて少しなでた。
ガビ、痩せちゃうだろうな。
毛がぼさぼさになってたし、ここまで元気ないのは初めてみたからかわいそうすぎて涙が出た。
面会後は院長先生から手術の説明を受けた。
髄内ピン&サークラージワイヤー、もしくはプレートでいくけど開けたときの骨の状態次第ってことだった。
手術自体はきょうで、術後も5日間ほどは入院なので、おうちに帰れるのは来週の木曜日か金曜日か…。
はやくおうちに帰ってきてシャアアア!を聞かせておくれ。。
元気なガビに会いたいです。
パキッ
あごまわりをなでさせてくれました。
ガビの骨折日記⑵
眠れなくて朝は5時に起きてしまった。
ガビのところに行ったら、かすかに鳴いたけど痛くて怖くてじっとしてた。
きのうセットしたごはんは6〜7割は食べてたけど、これまで残したことなんてないからやっぱり心配。
とにかく話しかけまくって愛を伝えまくった。
そのあと会社に仮病の電話かけたら、名乗っただけで「どうした?大丈夫か?」と。
日頃の行いがすばらしいんでしょう、なんてことないすぐ休めることに。ありがたい。
仕事を抜け出してきた夫と、ガビを連れて病院へ。
再度レントゲンを撮ってみてもらった結果、髄内ピンとサークラージワイヤーで固定する術式に決定した。
そして、そのまま入院。
連れて帰ってケージ内で縮こまってる姿をみるのも辛かったし、入院になってほっとして「よかったなあ!」と夫と話した数分後には、「でもさみしいな…」となり、いまもしょんぼり。
あしたさっそく仕事終わりに面会に行くので、好きなおやつとか持っていきます。
わたしたちのことまだ信頼もしてないけど、ようやく家には慣れてきたところで今度はまた病院でケージレスト。
ガビにはかなりストレスフルな生活が始まるだろうな。
こちらは心的にも経済的にもピンチ…
キッチンにいるわたしを見張るガビ
自作キャットウォークの上でくつろぐガビ
キャットタワーでおねむなガビ
ガビの骨折日記⑴
標記の通り、骨折しました。
骨折しはりました。前肢上腕骨をば。
帰宅したらソファから一歩も動かなくて挨拶もなし、ふとごはん皿みたらカリカリを残してて。
身体を起こしてみると、右のおててがぷら〜ん。
部屋を点検しても荒れた場所はないし、なにがあったのか?!
そこまで簡単に骨って折れるものなのか?!
いろいろ考えつつとにかく病院に電話したら、院長が不在だから来て手術が必要になっても対応できないとのこと。え!!!
ならばほかの病院を紹介してくれるとか、なにかしらの代替案がほしいのに「お大事に〜♪」だと。
もう行かねえよ、ばか!!!
急いで近場の病院を探して電話。
ここはとりあえず来てって言ってくれたので、暴れまわるガビ相手に負傷しつつ捕獲。
わたしは1箇所、夫は3〜4箇所やられて流血。
病院では、あまりのばきばき骨折ぶりに「外にも出てる子?」「ベランダから落ちたの?」と聞かれるも「いえ…完全室内ですし、部屋もそんな荒れてなくてなにが原因かわかりまへん」という不甲斐ない返答しかできなかった。
とにかく手術が必要だけど、大がかりなので症例をたくさんもってる大きな病院を紹介してもらうことに。
嘘ついて会社を休むなど新卒ぶりだけど、猫がぁぁぁ!!!と言って理解してもらえるかわからんので仕方なく仮病を使って休む。。情けない。
仕事を抜け出してくる夫とふたりで病院連れていきます。
(保険入ってねええええええええ!!!!!)
瑞々しくて溺れそうだ。
CALL ME BY YOUR NAME
6週間だけいっしょにいられたふたりの、ほろ苦いけど甘くて瑞々しい関係。
町山さんが「したたる映画」って言ってたけど、本当にそうなんだよなあ。
レイトショーで観てきた。
あらすじを読んで、まあこのストーリーなら胸きゅんするかんじにまとまってるんやろう、くらいに考えていたけど、予想をはるかに超えてよかったうえに、泣いちゃったのは歳を重ねてるからでしょうか。
まず、登場人物がもれなくみんな素晴らしい。
オリヴァーが到着したときの、
父「写真でみるより大きいな!」
オ「フレームに入りきらなかったんですよ〜」
父「わっはっはっあああ」
まずこっからずっと、父が好きだ。
そして、エリオ。
繊細で中性的だけど、歩き方とか煙草の吸い方は男の子で、でもオリヴァーに甘えるときの仕草は愛らしくて。。。
もう、わからん!エリオ=ティモシー・シャラメなんじゃ?!という気さえしてくる。
てろんてろんのハーフパンツからのぞくちょっとがに股の足も、うっすい胸板も、全編通して見放題なので、疲れているときにいいかもしれません。
オリヴァーは完璧超人みたいなハンサム・ガイで、自信家で傲慢なかんじと思いきや、ふとみせる不安げな表情とか、心ぎゅーーーーーん!!
LATER!が口癖でも受け入れちゃいますね。
声もいいし〜!
このふたりが、『ずっとイタリアの美しい自然の中で、プールで遊んだり日光浴をしたりピアノを弾いたり芸術について語ったり、おいしいものを食べたりする映画』です(町山さん)。
そして、音楽が素晴らしい。
エリオが弾くピアノの旋律もなんだ、水かい?えらく水分たっぷりだなあ!ってかんじ。
すでに好きなシーンがいっぱいある。
最初は追いかけてばっかだったエリオがどんどん大胆になって、いつの間にかオリヴァーが追いかけるかんじになってるのも、やっとおたがいの気持ちを確かめ合えたふたりが、「えー、いつから?」「もっとはやく言ってよ!時間を無駄にしたよ!」と話すのも、ふたりきりの小旅行中に本当に自然にじゃれ合うのも。
これは映画っつーか、私が1980年代イタリアの片田舎にタイムスリップして、たまたまラブラブなふたりに遭遇したのかも…ってくらいの鮮度。
DVD買おうかな〜
シネマ倶楽部
かつて、早稲田松竹を『知のサロン』と言ったとか言わないとか・・・。
あの頃も3人だったわけだけど、今回も映画が好きなひとと3人で。
ミュージカル好きのO氏はとてもグルメでおいしいお店をたくさん知ってる。
私の誕生日回をしてくれたときは、昼は額縁屋さんで夜はしっぽりお酒を飲めるという不思議なお店に。
今回は肝刺し、炙り肝、そのほかぜんぶおいしい炭火焼鳥屋さんに。
(誕生日回ではプレゼントまで準備してくださったという、なんて心優しい方なんだろう!)
そして、以前にも書いたシネフィルA氏。
海外出張先では、現地のちらしをお土産にくださるという、これまた心優しい方!
「どうせただなので…」と仰っていたけど、私は忘れません!
そんなA氏と映画の話を思う存分したい、グルメなO氏セレクトのお店に行きたい、と言っていたらなんやかんやでいいとこどりで贅沢な食事会を開いてもらえることになったのだ。
言出屁なので、日程調整はじぶんでしましたよ!
人気作品や監督ランキングに関する資料を持参していたO氏のおかげで、平和であたたかくてたんのしいいいいい時間になった。
お二人は15〜20歳近く年上なんだけど、彼らのこども時代や学生時代はまだまだ映画館がたくさんあって、もっともっと身近な存在だったということを感じた。
旅行先で宿代わりに映画館のオールナイトで一夜を過ごしたとか、ラジオの映画コーナーにハガキを送りまくって特典をもらっていたとか、いつまでも聞いていたい類のお話。
あとは、東宝系は○日が割引があってお得、松竹系は・・・なんてことも情報共有して、DVDを貸し借りする約束をしておひらき。
最終的には会員価格でいいよと言ってくださったので、行きつけの映画館の会員カード見せたら、1000円でおいしくてたのしい時間を過ごせたのだった。
ややテンション高めで帰宅したら、ガビがちょっとびっくりしていた。
ガビ、いつか私のふとももに背中をぴったりくっつけた状態でくつろいでくれ。
そして、いっしょに映画を観よう。